◉may well V と may as well V ( might as well V)
https://scrapbox.io/files/66bdf8f63ba613001d3fc45e.jpeg
Laughing Dragons / Rissyakuji Temple Yamagata
0004 高校英文法はおもしろい!へ戻る
◉may well V.....って?
T先生:mayは50% 。well をつけると30%ぐらい増しぐらい。80%の自信で「きっと....かもしれない」の意味になる。
Sくん:may50%+well30%=80%の自信。may well Vで、*「きっと...かもしれない(可能性は十分ある)」ですか。
T先生:そうだね。may単独より、+wellが足された分、高い確信度で推論や、自信を表すんだ。例文を出そう。
She studied hard, so she may well pass the exam.
(彼女は一生懸命勉強したので、きっと試験に合格するかもしれません(試験に受かる可能性は十分ある)。)
The movie got good reviews, so it may well be interesting.
(その映画は良い評価を受けているので、きっと面白いかもしれません。)
T先生: 無理はない、... のももっともだ もmay wellの訳の一つだよ。have good reasons to be...「である十分な理由を持つ」とほぼイコール。
He broke his promise.    She may well be very angry.
(彼は約束を破ったんだ。彼女がめちゃ怒るのも無理はないよ)
まとめ
Sくん:わかりました。may 50%+ well 30%ぐらいで自信が増す。「きっと....だろう」ぐらい。文脈によって「...なのももっともだ」もあり。
T先生:may wellは「理由が十分ある」場合に使うんだ。
「理由が十分ある → 50+30=80%:きっと...だろう」
「理由が十分ある → 感情や行動が正当化される:であるのも無理はない」
◉might (may) as well って?
T先生:「(理想的ではないけど、積極的にそうしない理由もないし)ま、するか。」ぐらい。
Sくん:なるほどです。例文はありますか。
T先生:
A:Ah, it’s raining. (ああ雨が降っている)
B:Yeah. We might as well stay indoors. (だね。ま、屋内で過ごすことにしますか。)
A:The park is ten minutes' walk from here. (公園は歩いて10分のところだ)
B:We might as well walk there. (ま、歩いて行くことにしますか。)
Sくん:なるほど「やるのとやらないのでは大した差はない。ま、やってみますか」ぐらいの気持ちですね。
T先生:正解。消極的な選択。そんなところだね。
Sくん:may as wellとmight as wellではどっちが多いんですか。
T先生:might as well V...が圧倒的に多いよ。
◉might as well V1 ... / as V2......って?「V2するのは=V1するのと同じだ。(皮肉)」
Sくん:そのあたりがよくわかりません。
T先生:基本、これはas...as..構文なんだ。
まったく馬鹿げた話を、might as well(AとBでは大差ない) の表現を使って皮肉を伝えるために使い始めたんだ。
You might as well (throw away your monony) as (lend it to him).
「あいつに金を貸すことと、金を投げ捨てることは大差ない。金を貸すぐらいなら、ま、投げ捨ててもいいんじゃないか。」という痛烈な皮肉のニュアンス。
これを「彼に金を貸すぐらいなら金を投げ捨てた方がましだ」という訳にしてしまうと、せっかくの皮肉のニュアンスが薄れるんだ。
Sくん:まとめますね。
may well V....。
十分な理由がある場合may50% well 30% で 80%ぐらいの確信。「きっと...だろう」
十分な理由があるので、感情や行動が正当化される。「...するのも無理はない」
might as well.... やらないとやるのではあんまり大差はないので、「ま、...してもいいんじゃないかな」と消極的な提案。
might as well V1 ... / as V2..... V2とV1には大差ない。ならV1してもいいんじゃない?という皮肉を表す表現。(V2するより、V1した方がまし)
T先生:うん。いいね。
より深い話
You might as well be hung (for a sheep) as (for a lamb).” 18世紀ごろの英国の皮肉なことわざ
子羊(を盗ん)で吊るし首になるのと、羊(を盗ん)で吊るし首になるんではどうせ同じなんだから、ならば、より大きい罪を犯してもいいんじゃないか。という意味。
当時の英国は資本主義の黎明期で、貴族や富裕層はそれまで共有だった土地を囲い込み私有地にし、富を独占。共有地を使えなくなった農民は貧困に喘ぐようになります。警察組織もまだ発達しておらず、盗みなどをしたら厳罰に処することで盗みなどを止める狙いがあったと思われます。小さな盗みでも死罪など重い罪に。「小さな盗みでも大きな盗みでも結果は差がないんならより大きな盗みをしてもいいんじゃね」ということですね。貴族や地方の地主 たちは穀物、家畜を大きな土地で効率的に育て、富を得ていきました。一方、土地を失った農民たちの一部は都会に流れ込み、産業革命下での労働力となっていきます。
問題を解く際のヒント  
・日本語を見ながら、下の英文を5回言ってみよう。すらすら言えるようになったら、
・今度は英語の部分を隠してすらすら言ってみよう。思い出すのが学習だ!
・最後に本冊の問題にチャレンジだ。
彼女は一生懸命勉強したので、きっと試験に合格するかもしれません。
She studied hard, so sh ma we pa the ex .
彼は約束を破った。彼女がとても怒るのも無理はない。
He bro hi pr . Sh ma we be ve an .
Aああ雨が降っている。
Ah, it's rainning.
B:だね。ま、屋内で過ごすことにしますか.
B:Yeah. We mi as we st indoors.
「あいつに金を貸すことと、金を投げ捨てることは大差ない。金を貸すぐらいなら、ま、投げ捨ててもいいんじゃないか。」という痛烈な皮肉のニュアンス。
You mi as we (th aw your monony) as (le it to him).
0004 高校英文法はおもしろい!へ戻る